ドイツ西部の基地上空でドローン目撃、東部空港でのドローン発見から数日後

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ルース・カマーフォード記者
ドイツ連邦軍はこのほど、西部ボン近郊メッヒャーニッヒの基地でドローン2機が目撃されたと明らかにした。同国では4日にも、東部ザクセン州のライプツィヒ・ハレ空港で、爆発物を搭載したドローンが発見されたばかり。
連邦軍によると、ドローンが目撃されたのは6日夜。メッヒャーニッヒの基地には、アメリカ製の弾道ミサイル迎撃システム「パトリオット」の部品が保管されているとされている。
ドイツ軍統合軍司令部の報道官は、ドローン目撃を受けて憲兵隊が現場に派遣されたと明らかにした。その後、事案は地元警察に引き継がれたという。
ロシアとの戦争でウクライナを支援する欧州各国では、軍事基地や空港付近でドローンの目撃が相次いでおり、ロシアに疑惑が向けられている。ロシア政府は一貫して関与を否定している。

ドイツのアレクサンダー・ドブリント内相は9日、独紙ビルトに対し、ドイツは「不安定化を招く」攻撃の標的になりつつあると述べた。
「我々は戦争状態にあるわけではないが、日々ハイブリッド戦争の標的となっている」
ドイツは現在、爆発物を積んだドローンがどのようにしてライプツィヒ・ハレ空港の滑走路に到達できたのかを調査している。同空港はドイツ軍および北大西洋条約機構(NATO) 加盟国が軍需品を輸送するために使用している。また、ウクライナの航空貨物の大部分を担うアントノフ航空の拠点にもなっている。
一方、ドイツ軍は9日、メッヒャーニッヒ上空で目撃されたドローンがどこから来たと思われるかというBBCの質問に対し、現在進行中の調査に関するコメントは控えるとした。
BBCは地元警察にもコメントを求めている。
ドイツのメディア報道によると、この基地にはパトリオットの発射装置の維持管理に使用される機器や予備部品を保管する施設があるという。
2022年にロシアがウクライナに全面侵攻を開始して以来、この防空システムは、ウクライナがロシアの弾道ミサイルを迎撃する能力にとって極めて重要なものとなっている。しかしウォロディミル・ゼレンスキー大統領は先週、ウクライナで迎撃ミサイルが不足していると警告し、同盟国に追加供与をあらためて要請した。
ドナルド・トランプ米大統領は7月初旬、ウクライナにパトリオットミサイルの製造ライセンスを供与すると発表したが、先週には「そのような技術を無償で提供する」ことには同意していないとした。
昨年から各地の上空でドローンが相次いで目撃されたことを受け、欧州は警戒を強めており、欧州連合(EU)は大陸規模の防空システム「ドローンの壁」の構築について議論を始めた。
一部の欧州当局者は、これらのドローン目撃情報についてロシアを非難しているが、ロシア政府は以前、こうした主張を「ばかげている」と一蹴している。














