中国、ホルムズ海峡の「早期」再開を求める イランと外相会談

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ローラ・ビッカー中国特派員、コー・ユー記者
中国の王毅外相は6日、イランのアッバス・アラグチ外相と北京で会談し、ホルムズ海峡を「可能な限り早期に」再開するよう求めた。アラグチ外相はこの日、イランと米・イスラエルとの戦争開始以降で初めて、中国を訪問した。
王外相はまた、恒久的な停戦の実現が「差し迫った最優先課題だ」として、交渉を継続することが重要だと述べた。さらに、中国には緊張緩和に向けた支援を行う用意があると付け加えた。
この会談は、ドナルド・トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と首脳会談を開く予定の1週間前に行われた。両首脳も、イランとの戦争やホルムズ海峡の再開について議論する可能性が高い。
中国・国営メディアによると、王外相は「中国は、包括的な停戦の達成が差し迫った最優先課題だと考えており、敵対行為の再開はいっそう望ましくないと考えている」と述べた。
また、「国際社会は海峡の通常かつ安全な航行の回復に共通の関心を抱いている。中国は、国際社会の強い呼びかけに関係当事者が可能な限り早期に応じることを望んでいる」と語った。
紛争に巻き込まれるのを避けつつ仲介を試みてきた中国は、これまでもアメリカとイランに対し協議を行うよう繰り返し求めている。
王外相はまた、中国はイランが核兵器を開発しないとの約束を高く評価していると述べたと、中国国営メディアは伝えている。
イランの国営メディアによると、アラグチ外相は王外相に対し、中国とイランの協力関係は今後さらに強固になると伝えた。
トランプ米大統領とイラン当局者は共に、パキスタンが仲介した停戦を双方が受け入れるにあたり、中国が重要な役割を果たしたとしている。
王外相は6日、ホルムズ海峡の安全な航行の確保についても強調した。
開戦以降、世界の石油輸送の多くが行われる要衝ホルムズ海峡は、イランとアメリカの双方が課した封鎖措置により、ほぼ通行不能な状態が続いている。
中国は、アメリカによるイラン港湾に出入りする船を対象とした海上封鎖を「無責任で危険だ」と批判し、「すでに脆弱(ぜいじゃく)な停戦合意を損なう動きだ」と位置づけた。
中国は、アメリカが制裁を科しているイラン産原油の主要な購入国となってきた。米コロンビア大学のグローバルエネルギー政策センターによると、中国は2025年、イランから原油を1日あたり138万バレル輸入していた。これは中国の原油輸入全体のおよそ12%にあたる。
こうした状況にもかかわらず、習主席のアメリカに対する姿勢は「非常に敬意あるもの」だと、トランプ大統領は今週、ホワイトハウスで記者団に語った。
トランプ大統領は「中国から挑戦を受けていない」と述べ、習主席は「私の存在があるから」アメリカに挑戦しないだろうと付け加えた。
当初は3月に開催される予定だった世界の2大経済国の首脳会談は、アメリカとイスラエルがイランに対して大規模な攻撃を実施した後、延期された。
来週実現すれば、トランプ大統領はアメリカ大統領としてはおよそ10年ぶりに中国を訪問することになる。








