中国のタピオカティー・チェーン、ルイ・ヴィトンの商標権侵害で2.4億円賠償命令 ネットで議論に

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オズモンド・チア ビジネス記者
中国で人気のタピオカティー・チェーン「モリーティー」は、ロゴがルイ・ヴィトンの商標権を侵害していると同国の裁判所に判断され、1030万元(約2億4000万円)の損害賠償金を支払うよう命じられた。この判決を受けて、知的財産権の保護についてインターネット上で議論が起きている。
中国メディアは、「モリーティー」の花弁4枚をデザインしたロゴが、ルイ・ヴィトンのロゴマークをまねたものだと、江蘇省東部の裁判所が2日に判決を下したと伝えた。
中国のソーシャルメディアでは、この判決に対して意見が割れている。関連するハッシュタグは4億回以上閲覧され、数万件のコメントがついている。
BBCはモリーティーとルイ・ヴィトンにコメントを求めている。
中国国営英字紙チャイナ・デイリーによると、裁判所はモリーティーに対し、ロゴの使用を中止し、公式に謝罪し、ルイ・ヴィトンに損害賠償金を支払うよう命じた。
報道によると、モリーティーとその関連会社は中国の国家知識産権局に複数の商標登録を申請したが、いずれも却下された。
同紙によると、同社の漢字名「茉莉奶白」を含む商標のみが登録に成功した。
中国のソーシャルメディアでは多くのユーザーが、モリーティーのロゴデザインを擁護し、欧米のさまざまな高級ブランドが使うデザインの多くは、中国の工芸品から発想を得たものだと指摘している。
ソーシャルメディアの微博(ウェイボー)ではユーザーの一人が、モリーティーへの連帯を示すために「毎日モリーティーを1杯飲む」と投稿した。
「いい加減にしてくれよ。僕たちの祖先は特許を申請しなかった。(西側ブランドは)それをいいように利用しているだけだ」とも、このユーザーは書いた。
ソーシャルメディアのRedNoteではユーザーの一人が、問題のロゴは「まったく基本的な幾何学的な形」だとして、「この形は歴史を通じて、ありとあらゆる場所で使われてきた。中国だけじゃない」と書いた。
しかし、ネット上では裁判所の判決を支持する声もあった。
微博ユーザーの一人は、モリーティーのデザインを支持する人たちは「まず法律を勉強すべきだ」と述べ、ルイ・ヴィトンが既にロゴを登録しているのだから争う余地はないと書いた。
別の人は、ルイ・ヴィトンが自社の知的財産権を守るのは正当なことで、どの業界であろうとも、他のブランドにはそれを模倣する権利はないと述べた。

画像提供, Louis Vuitton
(追加取材:コー・ユー)








