プーチン大統領、択捉島を初訪問 日本政府「強く抗議」

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ロシア国営タス通信は13日、ウラジーミル・プーチン大統領が択捉(えとろふ)島(ロシア名はイトゥルップ島)を訪問したと報じた。日本とロシアが領有権を主張する島を、プーチン氏が訪れるのは初めて。日本政府はこれに「強く抗議する」と表明した。
日本の茂木敏充外相は13日、ソーシャルメディア「X」の外務省アカウントで、「択捉島を含む北方四島は、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であり、日本国として今回の訪問について強く抗議する」とのメッセージを投稿した。
ロシア国営メディアによると、プーチン大統領は訪問中に魚卵を試食し、地元住民たちと交流した。
日本とロシアは、日本の北海道とロシアのカムチャツカ半島の間にある千島列島をめぐり、数十年にわたり対立し続けている。
択捉島のほか、国後(くなしり)島、色丹島、歯舞群島の列島南端の4島をめぐる対立が主な理由となり、日本とロシアは第2次世界大戦後、平和条約を締結してこなかった。

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第2次世界大戦末期、ソ連は千島列島を併合し、日本人住民約1万7000人を追放した。4島は現在、ロシアが実効支配している。
長年にわたり、この領土問題の解決に向けた取り組みはほとんど進展していない。ロシアが2022年2月に開始したウクライナ全面侵攻を受けて、日本が対ロ制裁を科して以降、両国関係も冷え込んだままとなっている。
日本はこれまでも、ミハイル・ミシュスチン首相やドミトリー・メドヴェージェフ前首相など、ロシア高官による訪問に抗議してきた。
千島列島はロシアにとって戦略的に重要な地域。ロシアはこの10年間で、島々における軍事的プレゼンスを強化している。ロシアはイトゥルップ島(択捉島)を、この地域での主要な軍事航空基地として利用している。
7月後半には、中国とロシアの海軍艦が共同パトロールの一環として千島列島の海峡を航行した。
ロシアは4島周辺で定期的に軍事演習を実施しており、日本はこれを非難している。









