ロシア軍がショッピングセンターを攻撃、5人死亡とウクライナ当局発表

画像提供, State Emergency Service of Ukraine
パトリック・ジャクソン記者
ウクライナ中部パウロフラードで10日、ショッピングセンターがロシアのドローン攻撃を受けた。ウクライナ当局によると、5人が殺害され、67人が負傷した。
イワン・ヴィヒフスキー内相によると、この攻撃は白昼堂々、「通りが人であふれている」時に行われ、商店や車両が被害を受けた。
ウクライナのメディアによると、今週はすでに、南部ザポリッジャや北東部スーミでもショッピングセンターがロシアの空爆の標的となった。
一方のロシアは9日夜、黒海沿岸のリゾート都市ソチがウクライナの水上ドローン攻撃を受け、28人が負傷したと発表した。ほかにも、ウクライナ軍の攻撃で3人が殺されたとも発表した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が2022年2月にウクライナへの全面侵攻を開始してから4年半以上が経過している。
ドナルド・トランプ米大統領は先週末、和平に向けて両国に特使を送ったが、具体的な成果はほとんど得られなかったようだ。
ウクライナ国家非常事態庁(DSNS)が公開した画像には、ドニプロペトロウシク州パウロフラードの路上で、消防士たちが立ち込める煙の中、燃えている車両に放水している様子が写っている。
同州のオレクサンドル・ハンジャ知事はメッセージアプリ「テレグラム」への投稿で、負傷者67人のうち8人が子どもだと述べた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、10日の攻撃による死者の家族や親族に哀悼の意を表した。
「ロシアはドローンを使って、ショッピングセンターの近くに立っていただけの人々を殺害した」と、ゼレンスキー氏は声明で述べた。
アンドリー・シビハ外相は、ロシアのドローン攻撃を「威嚇戦術」と呼び、「ロシアは民間人への執拗な攻撃によってウクライナ国民を疲弊させ、ウクライナに譲歩を強いることができると考えている」と述べた。
中部のドニプロ近郊の物流拠点であるパウロフラードは、過去にも激しい攻撃を受けている。先月には、同地域の倉庫への攻撃で2人が死亡した。
ウクライナ当局によると、スーミでは9日にロシアのドローンがショッピングセンターを攻撃し、2人が死亡、20人が負傷した。10日にもロシアの空爆があり、子ども3人を含む8人が負傷したと報じられている。
ザポリッジャでは、7日の攻撃でショッピングセンターがほぼ完全に破壊されたと、この施設のオーナーが報告した。
しかし攻撃時にはショッピングセンターが閉鎖されていたため、死傷者がすぐに報告される事態にはならなかった。
8月21日には、ゼレンスキー氏の故郷である中部クリヴィー・リフでもショッピングセンターが攻撃され、少なくとも16人が殺害され、130人が負傷した。
一方で、ロシアが占領するウクライナの地域にあるショッピングセンターも攻撃を受けている。7日には、東部ドネツク州の港湾都市マリウポリのショッピングセンターがウクライナのドローン攻撃を受けたと報じられた。8月にはドネツク市も攻撃を受けた。
ロシア当局は、9日夜にウクライナの複数の海上ドローンがソチの海岸線を攻撃したと発表。負傷者28人のうち2人は子どもだとした。
10日には、ウクライナ軍によるロシア西部ベルゴルド州ノヴィ・オスコルへのドローン攻撃で1人が殺され、6人が負傷したと発表した。
さらに同日、ウクライナ・ザポリッジャ州のロシア占領地域でウクライナ軍が自動車を攻撃し、15歳の少女が殺され、6歳の子どもと女性2人が負傷したと発表。また、同地域で民間のトラックが別の攻撃を受け、男性1人が殺害されたとした。















