ロシアとウクライナ、連夜の激しい攻撃 双方に多数の死傷者

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ロシア西部と南部で17日朝にかけてウクライナの攻撃があり、現地当局によると、子ども1人を含む計9人が殺害され、23人が負傷した。一方、ウクライナ北東部と東部でも同じ時間帯にロシアの攻撃があり、合わせて4人が殺害されたと、当局が発表した。双方による連夜の激しい攻撃となった。
ロシアは前夜、ウクライナによる今年「最大規模の」攻撃があったと説明しており、2夜連続で多数の死傷者が出た。前夜の攻撃では少なくとも7人が殺害された。
ウクライナでも前夜、ロシアによる攻撃によって少なくとも7人が殺され、39人以上が負傷していた。
ロシア当局などによると、ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州で、17日までの24時間で8人が殺害された。同州のアレクサンドル・シュヴァエフ知事代行によると、コロスコヴォ村で建物1棟が消失、車1台が損傷した。負傷した子ども1人が病院に搬送され、別の2人が手当てを受けたという。
ロシア南部アストラハン州では、夜間の攻撃でドローンが住宅を直撃し、女性1人が殺害された。同州のイゴール・バブシュキン知事が17日に発表した。攻撃では工業施設が狙われたが、同施設に被害はなかったという。
一方、ウクライナ当局は、東部ドネツク州と北東部スーミ州でロシアのドローン攻撃があり、それぞれ2人が殺害されたと発表した。
ウクライナ国家非常事態庁(DSNS)によると、ドネツク州のクラマトルスクとスラヴャンスクの両市でロシアの空爆があり、2人が殺された。スラヴャンスクの市場では54の商業施設が炎上したという。
スーミ州では、夜間のドローン攻撃で男女2人が殺害された。同州のオレフ・フリホロフ知事が明らかにした。現地当局は、黒海沿岸の港湾都市オデーサで夜間にあった別の攻撃で、民間船1隻が損傷し、4人が負傷したと説明した。
ロシアは、ウクライナの港湾や海岸線を攻撃することで、同国と外国企業の取引を妨害しようとしている。
ロシアはここ数週間、ウクライナ全土でミサイル攻撃を激化させている。ウクライナのエネルギー会社ナフトガスは17日、同社の施設が過去1週間に13回、ロシアに攻撃されたと発表した。
ロシアの16日朝にかけての攻撃は、首都キーウのポチャイナ地区にある書籍市場にも及んだ。現地では焼け焦げた本が散乱した。
ロシアは2022年2月にウクライナへの本格侵攻を開始し、現在はウクライナ領土の約2割を支配している。

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ウクライナもここ数週間、ロシア内奥部へのドローン攻撃を強化している。
ロシア・モスクワ州のアンドレイ・ヴォロビョフ知事は、ウクライナが16日朝にかけてドローン822機による攻撃を実施し、うち600機はモスクワ州を標的にしていたと述べた。また、首都モスクワが「近年まれに見る大規模なドローン攻撃」を受けたとした。
ロシアのオンライン小売大手ワイルドベリーズの倉庫も攻撃を受けた。
双方は、相手が民間人を標的にしていると非難し合っている。

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