熊本地震、死者30人と首相 避難者は猛暑に直面

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熊本県を震源に28日に発生した強い地震で、高市早苗首相は30日午後0時半時点で、災害との関連を調査している人も含めて、死亡した人が30人となったと明らかにした。災害との関連を調査中の人も含まれるという。
熊本県の熊本地方を震源とする地震は、28日午後4時27分ごろ発生した。地震の規模について、日本の気象庁は速報値としてマグニチュード(M)7.1と発表。米地質調査所(USGS)はM6.8としている。気象庁によると、震度は7。
この地震は、広い地域で住宅などの建物や送電線などに被害をもたらした。嘉島町にあるイオンモール熊本では、地震後に爆発と建物の一部崩壊が起きた。NHKなどは30日、熊本県の情報として、イオンモール熊本でこれまでに12人が救助され、うち7人の死亡と、5人の負傷が確認されたと伝えた。
他に取り残された人がいないか、捜索活動はこの日も続いた。

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県内の複数の避難所には現在、約9000人が身を寄せている。被災地が猛暑に見舞われる中、避難者の体を冷やし、水分補給を確保することが課題となっている。
予報によると、被災地の気温は今後数日で39度に達する可能性がある。当局は被災者や救助隊に対し、熱中症への警戒を呼びかけている。
小泉進次郎防衛相は29日、熊本県にスポットクーラー約300台を輸送すると発表。このうち約150台は避難所に送られる予定とした。
29日時点で3万世帯以上で停電が発生している。
28日の地震以降、揺れは100回を超えている。さらなる地震を恐れて、車の中で寝泊まりする人も多い。
捜索・救助活動には自衛隊数千人が派遣されている。その多くは、被害が最も大きかった建物の一つであるイオンモール熊本での捜索にあたっている。
イオンの吉田昭夫社長は29日午後の記者会見で、当時の状況を説明。店側で使用・貯蔵していたLPガスが爆発した可能性が高いと認識しているが、消防当局から正式な見解は示されていないとした。爆発の原因は現在も調査が進められている。
イオンモール内にあった猫カフェは29日、地震の混乱の中で取り残されていた猫全25匹が救出されたと明らかにした。
イオンモール熊本は先月、改装を終えて営業を再開したばかりだった。同施設は、最大震度7を観測した2016年4月の大地震でも被災している。10年前の地震の死者は278人(災害関連死含む)に上った。
28日の地震で煙突が崩落した日本製紙八代工場でも、捜索活動が続いている。
日本製紙は29日の声明で、工場建屋内に11人が閉じ込められ、うち7人が救助され、4人が安否不明だと説明した。また、5人の死亡が確認されたと明らかにした。
八代市で飲食店を営む女性は、地震が起きた際に店内のテーブルの下に身を隠したが、強い地震でテーブルごと激しく揺れたと、BBCに語った。
女性は、この地域で75年間生活してきたが、これほど大きな地震は経験したことがなく、死ぬかと思ったと話した。












