ドイツの母子向け施設で銃撃、6人死亡 容疑者は娘の親権争いの最中

住宅街の石畳の道路に、パトカーが横付けされている。その周辺に赤いジャケットを着た捜査員が複数人集まっている

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画像説明, 銃撃はドイツ北部シュターデの母子施設で起こった(29日)
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ドイツ北部ニーダーザクセン州シュターデで29日、母子向け施設で銃撃事件があり、職員6人が死亡した。警察によると、容疑者は生後間もない娘をめぐる親権争いの最中だった。

犠牲者の内訳は女性4人、男性2人。また、大勢の負傷者が出た。

当局によると、事件当時、容疑者の生後3カ月の娘とその母親はこの施設にいたが、被害はなかったという。

警察は容疑者を含む3人を拘束した。当局は、これ以上の公衆への脅威はないと述べた。

ニーダーザクセン州のダニエラ・ベーレンス内相は29日遅くに開いた記者会見で、銃撃は「家族の事情によって発生した」ようだと説明。「政治的・経済的動機もなく、極めて冷酷に行われた暴力行為」だと述べた。

地元警察によると、現地時間午後12時10分ごろ、銃撃に関する最初の通報があった。警察はその後、ダンカーシュトラーセの「青少年福祉施設」で「複数の犠牲者が出た殺人事件」が発生したことを確認。現場周辺を避けるよう一般市民に呼びかけた。

警察によると、施設内で女性4人と男性1人が射殺された。その後、病院で手当てを受けていた男性1人が死亡した。犠牲者は全員成人だった。

リューネブルク警察のキャスリン・シュオール署長によると、容疑者はドイツで生まれ、現在はハノーヴァーに住む45歳のトルコ人だったという。

同署長は、容疑者は29日、娘の親権についてこの施設で「犠牲者の多く」と話し合う予約をしていたと説明。

また、容疑者は警察に「脅迫に関して」知られていたが、「特に暴力的な人物」とは見なされていなかったと話した。容疑者は銃器所持の免許を持っていなかった。

住宅街の道路脇で、黒い車のトランクが開けられ、法医学用の防護服を着た捜査官が4人、中を覗き込んでいる

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画像説明, 事件後、29日午後には現場周辺で捜査が行われた

シュオール氏によると、容疑者は当初、女性が運転する車で現場から逃げ出したという。

目撃者の1人はニュースメディア「フォーカス・オンライン」に、警察が男性と女性に「今いるところで止まれ」と叫んだ後、車両に繰り返し発砲したと述べた。

ドイツ紙ビルトが公開した映像では、現場近くに設置された検問で、警察がタイヤがパンクしたメルセデスを停めている様子が映っていた。

武装した警官が乗っていた複数の人物に外に出るように言い、その後、道路にうつぶせに横たわった彼らを拘束している場面も映っていた。

現場周辺には事件後、多数の警察官や救急隊員が派遣された。

市の広報担当者によると、銃撃時に近くの保育園や小学校では、両親たちが子供たちを迎えに来たという。

シュターデはハンブルクの西約30キロに位置し、人口は約5万人。