ペルー新大統領にケイコ・フジモリ氏就任、非常時には軍が犯罪対応を主導と表明

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ペルーで28日、ケイコ・フジモリ氏(51)が大統領に就任した。選挙で女性大統領が誕生するのは同国で初めて(2022年には当時のペドロ・カスティジョ大統領の弾劾に伴い、ディナ・ボルアルテ氏が副大統領から昇格するかたちで初の女性大統領に就任した)。ラテンアメリカで保守派指導者が相次いで政権を握る中、ペルーでも保守派が国を率いることとなった。
フジモリ氏は首都リマでの就任式典で、非常時には犯罪が深刻な地域で、秩序が回復するまでの間は軍が一時的に治安維持活動を主導することになると述べた。
AFP通信によると、リマではフジモリ氏の大統領就任に反対する100人以上が集まった。
抗議者の多くは、国家による暴力行為を受けた被害者の親族だった。その中には、フジモリ氏の父の故アルベルト・フジモリ元大統領の在任中に被害を受けた人たちの親族も含まれていた。フジモリ元大統領は、1990年代に左翼ゲリラの反乱に対する掃討作戦を進める中で汚職や人権侵害に関与したとして有罪とされ、収監された。

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ケイコ・フジモリ氏は28日、過去10年で10人目となるペルー大統領に就任した。この激動の10年間に、大統領の5年の任期を全うした人は1人もいない。
就任式にはアルゼンチンやエクアドル、チリの右派大統領ら多くの外国要人が出席した。
フジモリ氏は先月、4度目となる大統領選への挑戦で、左派の対立候補ロベルト・サンチェス氏を決選投票の末、僅差で破った。
フジモリ氏は大統領としての初演説で、壊滅的な状態のペルーを引き継いだとしつつ、同国には無限の可能性があるとも強調した。
治安悪化に対するその強硬な姿勢が、フジモリ氏の選挙戦で大きな柱となっていた。同氏は就任演説でも、犯罪率の高い地域では、軍が治安維持を担う場合があると表明した。
「非常事態宣言下では、軍が一時的に治安維持活動を主導するだろう」と、フジモリ氏は述べた。
この発言は、2024年に死去した父アルベルト・フジモリ氏の政権下で軍が果たした役割を想起させた。
ケイコ・フジモリ氏は、エルニーニョ現象の影響から国民を守るとも述べた。また、ペルーの所得格差がラテンアメリカで最も大きいことを嘆きつつ、最低賃金を引き上げるとも誓った。
ペルーは、過去数十年で最悪の治安危機に直面している。殺人や恐喝に関わる国内外の犯罪組織の活動が拡大していることが背景にある。












