【2026年サッカー男子W杯】 メキシコで開幕、いきなり3人退場の波乱 色鮮やかな開会式も

オレンジや青色、黄色などの衣装や鳥の羽のようなものをたくさん身に着けた人が両手にマラカスのような形のものを持って大きく口を開けている

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画像説明, 開会式では鮮やかな衣装を着た人たちがパフォーマンスを披露した
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サッカー男子2026年ワールドカップ(W杯)が11日(日本時間12日未明)、メキシコの首都メキシコ市で開幕した。同国、アメリカ、カナダの北中米3カ国の共同開催で、来月19日まで続く。この日は開会式と開幕試合があった。初戦から異例の展開となった。

8万人超の観客で満員のメキシコシティー・スタジアムであった開幕戦は、地元メキシコが2-0で南アフリカを下した。

この試合では双方の計3選手が退場処分を受けた。開幕戦でレッドカードが3枚出されたのは大会初。前回2022年W杯カタール大会では、全日程を通して出されたレッドカードが4枚だった。

ブラジル人のウィルトン・サンパイオ主審が、レッドカードを相次ぎ選手らに示した。最初に退場となったのは南アフリカのヤヤ・シトレで、後半に入ってまもなく、相手のゴール決定機を阻止する反則をしたと判断された。

さらに南アフリカのテンバ・ズワネが、相手選手に対する危険な接触プレーによって退場に。試合終盤には、メキシコのセサル・モンテスも決定機阻止でレッドカードを受けた。

今大会の初得点は、試合がこうした異例の展開をたどる前の開始9分にメキシコのフリアン・キニョネスが挙げた。地元ファンは大いに沸いた。

メキシコの2点目は、35歳のストライカー、ラウル・ヒメネスがヘディングで決めた。後半、南アフリカが最初の退場を受け、メキシコが数的に優位な状況で、ロベルト・アルバラドのクロスを力強く頭で合わせ、自身初となるW杯でのゴールを挙げた。

ピッチの端で背番号16番の選手がビブスを着けた笑顔の選手たちと向き合っている

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画像説明, 今大会最初のゴールを決めたフリアン・キニョネス(左、背番号16)と、歓喜するメキシコのチームメートたち。メキシコは自国開催の1970年と1986年にベスト8に入った。それがこれまでの最高成績となっている
ピッチ上で両国の国旗が示されている。両サイドのゴール近くでカラフルな煙が上がっている。観客席は満員状態

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画像説明, 開幕試合の開始前、メキシコと南アフリカ国旗が演出された

開会式でスターらがパフォーマンス

開幕試合の前にあった開会式では、色鮮やかな演出、ダンス、世界的スターのシャキーラさんによるパフォーマンスが披露された。

ほかにも、コロンビア出身のJ・バルヴィンさん、アフロビーツのスターのバーナ・ボーイさん、ラテン音楽のスターのダニー・オーシャンさんらが登場。観客らはパフォーマンスを堪能した。

パフォーマーの1人は、「メキシコへようこそ」と語りかけたあと、「私たちの国は、多様性、伝統、誇りに満ちている。サッカーも、世代を超えて人々を結びつける、同じ鼓動を宿している」と述べた。

パフォーマーの中には、先住民の衣装を身にまとった人や、全身を金色に彩り、頭上に巨大な金色のサッカーボールを掲げる人たちもいた。

黄色い服を着てサングラスをしたシャキーラさんを中心に、白い服を着た人たちがそろって踊っている

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画像説明, 世界的スーパースター、シャキーラさんがパフォーマンスを披露した
黒をベースとした衣装や羽のようなものを着けた人が両手を上げている。周囲には、金色の服を着て、金色のサッカーボールを手にした人たちがいる

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画像説明, 開会式の一場面
オレンジや青、紫など色とりどりの衣装を着た人たちが両手を上げて踊っている

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画像説明, 色鮮やかなメキシコの民族衣装を身にまとったダンサーたち

スタジアム周辺では警備体制が強化された。それでも警察とデモ隊の衝突が発生し、近くの地下鉄駅が一時的に閉鎖された。

メキシコ当局によると、スタジアムの近くで2グループ、計約800人による抗議デモがあった。その中から、フードをかぶった約200人が離脱し、警官隊などと衝突したが、事態は警察によって「沈静化された」という。

メキシコが世界的に注目されるなか、同国の麻薬戦争で行方不明になった人々への関心を高めようと、教員や家族らはさまざまな場所で抗議デモを繰り広げた。