ガイアナ沖でフェリーが転覆、少なくとも41人死亡

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ヴァネッサ・ブッシュシュローター中南米・カリブ海地域編集長、トム・ベネット記者
南米ガイアナ沖で18日夜に旅客フェリー「バリマ」が転覆し、被害者の数が増え続けている。20日には新たに14人の遺体が収容され、これまでに確認された死者は41人になった。救助された人は8人増えて77人となったが、数十人が行方不明のままとなっている。
現在もダイバーらが転覆現場で捜索を続けている。当局は、バリマに家族や知り合いが乗っていた可能性がある人は当局に連絡するよう呼びかけている。
ガイアナのマーク・フィリップス首相は20日、83人の行方が分からなくなっていると述べていた。また、この件についての捜査を開始したと発表した。
バリマは現地時間18日午後、ガイアナの首都ジョージタウンを出港し、同国北部のカイツマ港に向かっていた。船舶追跡サイト「ヴェッセル・ファインダー」によると、全長40メートルのこの船は1939年に建造された。
当局は現地時間午後11時1分に同船からの遭難信号を受信。政府機関と民間船舶による捜索活動が始まった。
救助された人々の中には少なくとも15人の子どもが含まれていた。小型の民間ボートが、少なくとも17人の生存者を救出する上で重要な役割を果たした。
フランス軍は捜索救助活動を支援するため、近隣のフランス領ギアナからダイバー12人、医師2人、技師1人を派遣した。
ガイアナのフランク・アンソニー保健相は、生存者のうち3人は軽傷で入院しているが、残りの人々はすでに退院したと述べた。
さらに、ほとんどの人が何時間も漂流物にしがみついていたために、切り傷や打撲傷を負っていたと付け加えた。
生存者のエレナ・ムーンサミーさんは、地元ニュースサイトのキスカディー・ウォッチに対し、大波に襲われてフェリーが傾くと、水が急速に流れ込んできたと話した。
数秒のうちに水が入り始めたとも、ムーンサミーさんは述べた。
ムーンサミーさんは、浮いていた箱にしがみついて生き延びたという 。一方で、2歳の自分の子供の手を握ろうとしたが、離れ離れになってしまった。
ムーンサミーさんは、一人の女性を救助できたと話した。その女性にも浮いている箱につかまるように促したのだという。

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ガイアナのフィリップス首相はこの件の捜査について、「ここで明言するが、過失、不正行為、または犯罪行為が立証された場合、責任者は法の裁きを全面的に受けることになる」と述べた。
また、公式記録ではバリマには133人が乗船していたとされていたが、フィリップス氏は20日、実際には179人が乗船していたと「確信している」と述べた。
フアン・エッジヒル公共事業相は19日の記者会見で怒りをあらわにし、フェリーの運航業者らが「制度を悪用しようとしている」と非難した。
エッジヒル氏はまた、フェリーの船長と少なくとも1人の乗組員が検査で大麻の陽性反応を示したと明らかにした。
「船員が勤務中に飲酒や喫煙をするなど、我々は一切容認できない。ましてや船長から陽性反応が出たということは、非常に深刻な事態だ」と同氏は述べ、警察がこの船長と乗組員数人の身柄を拘束したと話した。









