【2026年サッカー男子W杯】 ロナウド、6大会連続ゴールの新記録 批判はね返す

赤色ユニホームのロナウドが右手の拳を上げ、前上方をみて笑顔を見せている

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画像説明, ボルトガル代表のロナウド
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サッカー男子ワールドカップ(W杯)北中米大会で、ポルトガルのFWクリスティアーノ・ロナウドが23日、米ヒューストンであったウズベキスタンとの試合で、今大会初得点と2点目を決めた。これでW杯6大会連続ゴールという大記録を打ち立てた。

ロナウドは前半6分、右サイドからのDFジョアン・カンセロのクロスを、右足の見事なハーフボレーで合わせ、先制点を挙げた。

さらに前半終了前、MFブルーノ・フェルナンデスの絶妙なスルーパスのボールを右脚で蹴り込むと、ボールはゴール左端へ吸い込まれ追加点となった。

この試合、ポルトガルはウズベキスタンを5-0で圧倒。2得点のロナウドは、テレビカメラを見つめながら、「アイム・バック(戻ってきた)! アイム・バック!」と叫んだ。ロナウドが今大会、ポルトガルにとって問題になっていると指摘する人々に向けた反骨のメッセージだった。

グループKのポルトガルは、優勝候補の一角と目されながらも、初戦で格下のコンゴ民主共和国を相手に苦しみ1-1で引き分けた。無得点に終わったロナウドは多くの批判を浴びた。

他方、アルゼンチンのリオネル・メッシ、フランスのキリアン・エムバペ、ノルウェーのアーリング・ハーランド、ブラジルのヴィニシウス・ジュニオール、イングランドのハリー・ケインの各スター選手は、開幕から2週間で印象的な活躍を見せてきた。

そうしたなか、41歳のロナウドを批判し、見限る声も出ていた。

しかしロナウドはこの日、遅ればせながら華々しい形で、今大会で躍動するスター選手らの仲間入りを果たしたのだった。

声を張り上げた理由

W杯の6大会でゴールを決めたのは、男女を通してロナウドが初めて。5大会で得点を記録した選手には、メッシ選手、ブラジル女子代表のマルタ・ビエイラ・ダ・シルバ選手、元カナダ女子代表のクリスティン・シンクレアさんの3人がいる。

メッシ選手はロナウドと同じく2006年以降のすべてのW杯に出場し、22日の2ゴールで通算18得点として最多記録を更新しているが、2010年南アフリカ大会では得点を挙げていない。

ロナウドはまた、この日のゴールでW杯史上2番目に年長(41歳138日)の得点者になった。最年長は1994年アメリカ大会でカメルーン代表としてロシア戦で得点したロジェ・ミラさん(当時42歳39日)。

ロナウドは試合後、「アイム・バック」と声を張り上げたことについて質問されると、「(自分を批判する人たちが)忘れないようにするためだ。23年間、こんな風(な批判の連続)だった」と返答。

そして、この日の試合を振り返り、「個人としてとてもうれしい。だが、最も大事なのはチームが成し遂げたことと、それが私たちにもたらす自信だ」と付け加えた。

「過去の人なんかじゃない」

英イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドでロナウドとチームメートだった元イングランド代表キャプテンのウェイン・ルーニーさんは、「他のトップ選手たちが次々と今大会のゴールを決めるなか、41歳でW杯2ゴールを決めるのは信じられないことだ」とBBCスポーツに話した。

ルーニーさんはさらに、「彼にとっては最高の試合ではなかったが、これが彼の持ち味だ。少し批判を浴びたが、こうして応えている。彼はキャリアを通じてずっとそうしてきた」とコメント。

「彼は最高でありたいと願っていて、常にそうだった。他のFWや攻撃選手らがゴールを決めている中で、彼はそのリストのトップに立ちたいと思っている。この試合での彼の反応は、まさに期待どおりのものだ」と話した。

元マンチェスター・ユナイテッドのキャプテン、ロイ・キーンさんは英ITVスポーツの番組で、「クリスティアーノ・ロナウドは決して過去の人なんかじゃなかった」、「みんな一体どうしたんだ? 天才を疑うなんて」と話した。

そして、「彼が戻ってきたのを見るのは素晴らしい。彼の2ゴールは素晴らしかった」と称賛。「ロナウドがなにより素晴らしいのは、億万長者であり、W杯以外のあらゆるものを獲得しているにもかかわらず、ゴールを決め続けることへの飢えと意欲をもっていることだ」と述べた。

ポルトガルはこの日の勝利でグループステージ(1次リーグ)1勝1分けとなり、勝ち点を4としてグループ2位につけた。6月28日に暫定1位のコロンビアと対戦する。

ワインレッドのユニホーム姿のロナウドがチームメート2選手に挟まれるようにして膝をつき、両拳を前に突き出すようにして大口を開けている

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画像説明, ロナウド(中)は2006年大会のイラン戦でW杯初ゴールを決めた
赤色ユニホームのロナウドがボールを蹴っている。近くには白色ユニホームの相手選手数人がいる

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画像説明, 2010年大会では、7-0で勝利した北朝鮮との試合で、自身唯一のゴールを挙げた(中)
赤色ユニホームのロナウドがゴール前に駆け込んでいる。ボールはゴールライン上付近に飛んでいる。水色ユニホームの相手GKは体が空中にあり、左手だけが芝についている

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画像説明, 2014年大会でのゴールは、1次リーグのガーナ戦での決勝点だけだった
赤色ユニホームのロナウドが右手を上げ、人差し指を立てながら走っている。背後には仲間や相手選手らがいる

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画像説明, 2018年大会のスペイン戦でハットトリック(3得点)を達成。この大会では通算4ゴールを挙げた
手前にゴールネットがあり、その向こうで緑色ユニホームの相手GKが横っ飛びしながら左手を上に伸ばしている。その上をボールが飛んでいる。奥に赤色ユニホームの選手や白色ユニホームの選手らがいる

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画像説明, 2022年大会ではガーナ戦のPKで1ゴールを決めた
赤色ユニホームのロナウドが右手の拳を上げ、前上方をみて笑顔を見せている

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画像説明, 2026年大会の1次リーグ・ウズベキスタン戦で2得点。6大会連続ゴールの大記録を打ち立てた