エッフェル塔がストライキで閉鎖、宗教団体の訪問時に女性従業員が持ち場から移動させられ抗議

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ダン・セールス記者、ミミ・スウェイビー国際情勢担当記者
仏パリのエッフェル塔が7日、従業員のストライキにより閉鎖されたと、従業員や経営陣が発表した。従業員たちは、ヒンドゥー教の団体がこの史跡を訪問した際に、女性従業員が持ち場を移動させられたことに抗議している。
ヒンドゥー教団体「ボチャサンワシ・アクシャル・プルショッタム・スワミナラヤン・サンスタ(BAPS)」に関係する代表団の約100人は、今月5日にエッフェル塔を訪れた。
エッフェル塔の従業員組合を代表するディアーヌ・ダヴォワン氏によると、この団体が到着した際、女性従業員は持ち場から移動するよう指示された。
「代表団の訪問中、女性たちは持ち場を離れるよう求められ、代わりに男性たちが配置された」と、ダヴォワン氏はロイター通信に話した。経営陣はその後、この件について従業員に謝罪したとも述べた。
「しかし、従業員たち、特に女性たちはもちろん、今回の出来事について、一部の従業員が受けた扱いは屈辱だったと感じており、全く納得していない」と、ダヴォワン氏は述べた。
「週末にかけて事態がますます緊迫したため、従業員たちは今朝(7日朝)になって会合を開くことを決めた。まずは経営陣との対話を開始するため、そして二度とこの会社で女性がこのような扱いを受けないようにするためだ」
AFP通信によると、エッフェル塔を運営するSETEは、代表団から訪問中の「女性との交流」を制限してほしいと依頼されたことを認めた。
同社はAFP通信に対し、「こうした条件を、受け入れるべきではなかった」と述べ、「SETEの価値観にも、男女平等の原則にも沿っていない」と付け加えた。
SETEのアリエル・ウェイル会長は、「これは明らかに容認できない行為だ」と述べた。
「私は、エッフェル塔が共和主義の価値観と男女平等を堅持していることを改めて表明する」
BBCは、フランス労働総同盟(CGT)にコメントを求めている。

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BAPSは6日、パリ郊外に、フランスにおける初の主要な寺院を奉献した。
BAPSのパリ寺院はソーシャルメディア「X」に声明を投稿。今回のエッフェル塔訪問について、「他の人々に迷惑や不便をかけたりしないよう、通常の開館時間の開始時にエッフェル塔のチームと協力して手配した」と述べた。
そのうえで、「ご迷惑やご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます」と述べ、「私たちはお互いを尊重し奉仕しあうという、普遍的な価値観を信じている」と付け加えた。
BAPSのウェブサイトによると、同団体はヒンドゥー教の価値観を通して「社会の改善に尽力する精神的かつボランティア主導のフェローシップ」だと自らを説明している。
BAPSはロンドン、ロサンゼルス、シドニーなど、世界中の主要都市に寺院を擁している。
パリのエマニュエル・グレゴワール市長は、この件について調査すると述べた。
「私はエッフェル塔の従業員たちがどのような怒りを表明したか承知しているし、その不満は正当なものだと従業員たちに伝えたい」と、グレゴワール市長はXに書き込んだ。
「男女平等は、歴史的建造物の足元やこの街のどこかで止まってはならない。あらゆる場所で、すべての人に適用されなければならない」
フランスの右翼政党「国民連合(RN)」指導者のマリーヌ・ル・ペン前党首は、「フランスでは、女性の存在が『制限される』ことなど、決して容認しない」と述べた。
来年の大統領選出馬を表明している中道右派のガブリエル・アタル元首相も、「フランスでは、どのような文化も、どのような信仰も、どのような宗教も、何だろうと誰だろうと、女性にどこにいろ、どこにいてはならないなどと居場所を押し付けることはできない」と述べた。
国民議会のヤエル・ブロン=ピヴェ議長は、「外国人観光客の要求に応えるために、女性たちが脇に退かざるを得ない状況を容認することは断じて許さない」と述べた。












