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米軍、イランのドローンとレーダー施設を攻撃と発表
米軍は5日、ホルムズ海峡に向けて発射されたイランの「片道攻撃用ドローン」4機を撃墜したと発表した。「地域の海上交通に差し迫った脅威をもたらしていた」と主張している。
米中央軍(CENTCOM)の声明によると、米軍は「その後、さらなる攻撃を防ぐため、ゴルクとケシュム島にあるイランの沿岸監視レーダー施設を攻撃した」という。
イラン国営放送(IRIB)によると、同国は報復として、クウェートにある米軍の空軍基地2カ所と、バーレーンにある米海軍施設に向けて弾道ミサイルを発射した。
米中央軍は初期の分析結果として、イランからペルシャ湾岸の2カ国に向けてミサイル7発が発射され、うち6発は迎撃され、1発は目標に到達しなかったとした。
アメリカとイランは不安定な停戦状態にあるが、数日前にも互いを攻撃し合い、停戦が危うくなっている。
クウェート当局は3日、クウェート国際空港でイランのドローンによる攻撃があり、1人が殺害され、60人以上が負傷したと発表した。
イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は、空港攻撃への関与を否定し、米軍のミサイル迎撃システムの誤作動が被害をもたらしたと主張した。
米中央軍はこれを虚偽だと主張。イランによる「意図的かつ計画的で、正当化し得ない攻撃」だとした。
IRGCはこれよりも前、イランの石油タンカーとケシュム島を米軍が攻撃したことへの報復として、ペルシャ湾の米軍基地を標的にしたと発表した。
戦争終結は見通せず
アメリカとイランの間では、停戦交渉が行き詰まっている。戦争終結に向けた合意も進展していない。
現在の中東各国を巻き込んだ紛争は、アメリカとイスラエルが2月28日にイランに大規模空爆を実施したことで始まった。
イランは対応として、イスラエルや、アメリカと同盟関係にあるペルシャ湾岸の国々を攻撃。世界の石油と液化天然ガスの約2割が通過するホルムズ海峡を事実上封鎖した。これにより、原油価格が世界的に急騰した。
アメリカは、4月上旬にイランと停戦で合意してまもなく、イランの港湾に出入りする船舶に対する海上封鎖を実施した。ドナルド・トランプ米大統領はこの措置について、「合意が成立し、認証され、署名されるまで、完全に有効なまま維持される」としている。